お笑い芸人の出川哲朗が、きょう17日放送のテレビ東京系バラエティ番組『「出川哲朗の充電させてもらえませんか?ザ・ワールド」~行くぞ絶景のイタリア! 世界遺産チンクエテッレの方からピサの斜塔とおって芸術の都フィレンツェまで230㌔! げげっゲストはずん飯尾に上島竜兵だ! ヤバいよヤバいよSP~』(18:33〜)に出演する。
同番組は、出川と担当ディレクターがバッテリーで動く電動スクーターで目的地を目指していくガチンコ旅番組のSP版で、ついに世界進出となる。出川はレギュラー初回放送の時、創業123年の実家・老舗海苔問屋「つた金」前で行った記者会見で、「いつか“世界進出を”」と夢を語っていたが、レギュラースタート2年目にして、ついに実現した。何度もイタリアを訪れ「庭みたいなもの」という出川だが「フィレンツェだけは一度も行ったことがなかった。ずーっと行きたかった街」ということで、いつも以上にハイテンションとなっている。
出川は、北イタリアの隠れた名所を皮切りに、イタリアで最も美しい村や「かわいい」を連発するピンクや黄色のカラフルなまるで絵本のような街並みを電動バイクで走る。初のイタリアで海外で運転するのも初めてというずん・飯尾和樹と上島竜兵をゲストに迎え、日本と異なる信号のない交差点“難所ロータリー”に挑んでいく。
プロデューサーは「まず基本“原動付自動二輪”そう“原付”という概念がそもそも日本以外の国にはあまりなく、50CCのバイクでも自動二輪の免許を持っていないと乗れない国がほとんどだったのです。さらに日本から電動バイクを持っていこうにも船便で1ヶ月かかってしまうために、現地で探した」と実現への苦労を語る。イタリアで最も美しい村の一つ“モンテマルチェッロ”に、2000年前から採掘されミケランジェロも通った世界一の大理石産地“カッラーラ”、芸術家の集う街“ピエトラサンタ”、世界遺産“ピサの斜塔”、さらに進撃の巨人に出てきそうな城壁で囲まれた巨大要塞都市“ルッカ”、レオナルド・ダ・ヴィンチが生まれた“ヴィンチ村”、世界的に有名な温泉地“モンテカティーニ・テルメ”など、美しい名所をドローンから撮影するなど、普段と違った映像が楽しめるSPとなっている。
出川哲朗コメント
初めは「イタリアは何度も行ってんだけどな」って思ったんだけど、スタートとゴールが両方とも行きたい街ドンピシャだったんで、超テンション上がりました!
堪能な“出川イングリッシュ”から、今回は“出川イタリアン”で行こうと思ったんですけど、正直言うとイタリア語、ほとんどしゃべってないですよね。グラッチェーとか、ボンジョルノーと、あとチャオ! コーディネーターさんから「チャオって言っておけば、ほとんど通じるから」って聞いてたので(笑)。とにかくグラッチェとボンジョルノとチャオ、この3つだけで全部乗り切りました。
簡単なバッテリーとか、それくらいの英語はイタリアの人もわかるし、出川イングリッシュで通じちゃうんで。もう「出川哲朗に国境はない!」って確信しました。英語は元々自信があったんですけど、今回イタリアでやってみて、正直もうどこへでも行けるって思いましたね!
番組プロデューサー・平山大吾コメント
見所はやはり“出川イタリアン”です。グラッチェというトコロなのにボーノボーノと言っているのは一度や二度ならず。なによりも出川さんの“驚異のリスニング能力”には最初から最後まで驚かされまくりです。正直3回みてやっと意味がわかったくらい細かすぎる笑いもありますので是非ご覧いただけたらと。そうそうチンクエテッレはバイクで行けないことが発覚し、事前番組(※)での放送になってしまったのでこちらもよろしければ是非。