フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)では、ミャンマーから逃れてきた家族に難民密着した『「それでも、日本で生きる」~あるミャンマー難民家族の苦悩~』を18日に放送する。

  • 『ザ・ノンフィクション 「それでも、日本で生きる」~あるミャンマー難民家族の苦悩~』より=フジテレビ提供

今回の主人公は、8年前、内戦が続いていたミャンマーから命からがら逃れてきた5人家族の長男、ソー・ベントゥくん(22歳)。ベン君は、日本である夢を実現させようと必死に生きていた。だが、後にその夢を実現したとしても、驚がくの事実を知らされることになる。

一方、定時制高校2年のカンナちゃん(17歳)は、メイクアップアーティストになりたいという夢を持ち、専門学校に行きたいと考えているものの、お金がなく悩む日々。さらに、自分の両親は、日本人の同級生の親と違うということに嫌気がさし、家出してしまう。

父・ネイミンさん(52歳)は、病と闘いながら清掃の仕事を続ける日々。母・マリア(さん54歳)は、日本語の壁にぶちあたり引きこもりがち。こうして、気づけば家族の間に亀裂が入り始め、ある日、ついに衝突が起きてしまう…。

想像以上に過酷だった日本での生活。それでも前を向いて、ひたむきに生きる家族の物語を描いていく。平成30年度文化庁芸術祭参加作品で、ナレーションは俳優の平山浩行が担当する。

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