今や日常生活だけでなく、ビジネスにおいても欠かせないアイテムとなった『スマホ』。そんな肌身離さず持ち歩くスマホのケースは、言わば洋服のようなもの。ファッション性を求めたり、機能性を求めたりと人それぞれの個性が出る。その値段はピンキリで、数百円から十数万円のものまで幅広い。
皆さんはいくらのスマホケースを使っているだろうか? 「長く使うものだから奮発している」、または「高額を費やすのはちょっと……」という人もいることだろう。今回は「高級スマホケースは、ぶっちゃけ何が違う?」をテーマに、1万7,000円の高額なスマホケースを実際に使ってみた。その使用感などをお伝えしたい。
使ってみたのは「GRAMAS」のケース
今回、実際に使ってみたケースは銀座にも直営店を構える人気ブランド「GRAMAS」のスマホケース。高級感あふれるスマホケースや雑貨品を手がける坂本ラヂヲが販売しているブランドで、銀座らしい『上質』をテーマにした品々がラインナップする。
マイスマホに装着したのが人気商品「GRAMAS Shrunken-calf Full Leather Case」(税込1万7,000円)。世界的な高級ブランドにも使用されている上質な皮を、表地裏地すべてに使った贅沢極まりないケースとなっている。ではでは、実際に使ってみると何が良かったのかを紹介していきたい。
メリット1「ビジネスシーンに馴染む」
ビジネスマンにとって一番のメリットとも言えるのが、やはり『ビジネスシーンに馴染む』ということだろう。高級な革をふんだんに使っているとあって、見た目がとてもスタイリッシュ。これまで安価なケースしか使ってこなかった筆者としては、持っているだけで何だか鼻高々な気分になる(笑)。
商談や打ち合わせの際にビジネスアイテムと一緒にテーブルに並べても、すごくしっくりくる。「初対面は見た目が大切」とは常々言われることだが、このスマホケースならどんなクライアントと会うときだって恥ずかしくない。『仕事デキる感』を演出できる。
メリット2「肌触りがいい」
「いい革って、こんなに違うの!?」とびっくりするぐらい、触り心地がいい。サラサラとした滑らかさがありながら、握るとしっかりフィット感もある。スベスベだと手から落ちてしまうし、ツルツルだと使用感が悪い。この革は、そのどちらでもなく、ちょうどいい感じに肌に馴染む質感となっている。
一日に何度も手にするスマホとあって、その肌触りは重要。これだけ手に馴染みがいいというのは、かなり高ポイントと言えるだろう。
メリット3「機能性に優れている」
スマホケースで最もストレスなのは使い勝手が悪いこと。そんな人もきっと多いはず。その点、さすがは高級スマホケースとあって、実際に使ってみると見た目だけでなく機能面でも優れていることがわかった。
ホルダーがゆるくて逆さにするとカードが落ちてしまう、または長く使っているとゆるくなってカードが抜け落ちてしまう。これはホルダー付きスマホケースのよくある悩みだが、このケースではホルダーの形状が工夫されており、なおかつピタッとフィットするので抜ける気がしない。
また、フリップ型ケースのよくある問題と言えば、扉が勝手にパカパカと開くこと。だが、このケースのフリップ部分にはマグネットが使用されており、勝手にパカパカする心配は無用。しかも、磁力が絶妙なのでフリップカバーも指でスムーズに開け閉めできる。
今まで安価なものやデザイン性だけでスマホケースを選んでいたのだが、こうやって高級スマホケースを使って実感したのは『やっぱり、いいものは違う!』ということ。新しいケースが欲しいと考えている人は、お財布と相談しながら自分の好みにあった一品を見つけてみてほしい。