JR西日本は15日、「(仮称)うめきた(大阪)地下駅」(2023年春開業予定)を今年3月に公開した「JR西日本技術ビジョン」の具体化に挑戦する未来駅と位置づけ、その開業に向けて、A(エイス)が運営するオープンイノベーションプラットフォーム「Wemake(ウィーメイク)」を活用し、新しいサービスのアイデアを募集すると発表した。

  • JR西日本が「(仮称)うめきた(大阪)地下駅」の開業に向け、「Wemake」を活用し、新しいサービスのアイデアを募集する

「Wemake」は、社内と異なる視点の発想や多様なスキルを持つ社外の優秀な人材(登録者数1万2,000名以上)と企業がチームになってオンラインで共創することで、これまでにない新商品・新規事業を生み出すことができる日本最大級のプラットフォーム。今回のアイデア募集では、「(仮称)うめきた(大阪)地下駅」の開業に向け、オープンイノベーションによって広くアイデアを募集し、駅における新たなサービスの創出をめざすという。

募集テーマは、「ニッポンのゲートウェイ」である「(仮称)うめきた(大阪)地下駅」において、いままでにない「未来感」を感じ、利用者が「わくわく」するサービス。めざす方向性としては、海外からの利用者に対して「大阪らしさ、関西らしさ」を感じてもらい、「おもてなし」を提供することに加え、駅や周辺エリアに「さらなる賑わい」を生み出すことができるサービスのアイデアや、「未来の駅」にふさわしく新しい技術やコンテンツによって「お客様一人ひとりのニーズにお応えする」こと、従来の駅の「不必要なモノ・不便を解消できる」ことに加えて、変化し続ける環境や時流に合わせて「提供する内容が変化し続ける」ことができるサービスのアイデアとされている。

募集期間は2018年11月15日から2019年1月13日まで。結果発表は2019年3月上旬を予定し、その後は応募されたアイデアを選考して優秀アイデア候補の提案者によるプレゼン発表会を実施する予定。賞金は最優秀賞が100万円、優秀賞が60万円、特別賞が40万円。