俳優の小栗旬が、2020年公開予定の映画『ゴジラVSコング(仮)』(原題:GODZILLA VS. KONG)でハリウッドデビューすることが12日、わかった。役柄は明かされていないが、重要な役所になるという。
同作は、『GODZILLA ゴジラ』(2014)より展開してきた、ハリウッド版『ゴジラ』シリーズと『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)がクロスオーバーする「モンスター・ヴァース」シリーズの第4弾。映画史上で最も象徴的な怪獣たち、威厳あるゴジラと強大なコングが激突する。
小栗は「ハリウッド映画に出演する事には、もちろん憧れがありました。それだけにそのハードルの高さも強く意識せざるを得ませんでした。しかし、本作の監督やプロデューサー、レジェンダリーの皆さんのこの作品に対する情熱に触れて、そのハードルにチャレンジしたいという大きな意欲が湧いてきました」と心境を告白。「我が国が作り出したゴジラが、広く世界の観客に愛され、自分がその作品の一部になれるという事に、今はひたすら興奮しています。演技者としてその作品世界に染まれるよう、全力で楽しみたいと思います」と語った。
アレックス・ガルシアプロデューサーは、小栗の起用について「レジェンダリーと監督のアダム・ウィンガードは、三池崇史監督の『クローズZERO』『クローズZERO II』で初めて彼を見た時から、そして、最近では『銀魂』での小栗旬の仕事を高く評価している。彼がMonsterVerse(モンスター・ヴァース)シリーズの『GODZILLA VS. KONG』に加わってくれることに非常に興奮している」と明かした。
撮影は、11月よりハワイやオーストラリアにて開始予定。共演者には、『ターザン:REBORN』のアレクサンダー・スカルスガルド、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のミリー・ボビー・ブラウン、『アイアンマン3』のレベッカ・ホール、ブライアン・タイリー・ヘンリーらが決定。監督は『サプライズ』(2011)や『ザ・ゲスト』(2014)、『デスノート/Death Note』(2017)のアダム・ウィンガードが務める。日本公開日は未定だが、2020年5月22日に2D、3D、IMAXでの北米公開が予定されている。
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