カシオ計算機は11月9日、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新製品として、2018年に発足50周年を迎えた神戸市消防局救助隊とのコラボレーションモデル「GW-B5600FB」を発表した。隊員たちの熱い思いとプライドを表現するため、細部までデザインにこだわったスペシャルモデルとしている。12月7日に発売し、税別価格は28,000円。
ベースモデルは、スクエアデザインの5600系に、Bluetooth対応や標準電波対応を実装したGW-B5600シリーズだ。裏ぶた、遊環、美錠にチタンを用いることで、軽量化を図った。
Bluetoothを利用して、スマートフォンと連携する。専用の「G-SHOCK Connected」アプリによって、GW-B5600FBのタイマーといった各種の設定や、アプリ上の地図に時刻と場所を記録する行動管理が可能。
見どころたっぷりのデザイン
GW-B5600FB本体は、神戸市消防局の全面協力を得たというデザイン。専任救助隊・特別高度救助隊が着用する防火服をイメージし、オレンジのベースカラーとともに、ネイビーやビビッドなイエローを採用した。
バンド裏側のイエローは、防火服の反射材をイメージしたものだ。また、バンドには救助隊必携のロープを、裏ぶたと遊環には神戸市消防局の消防章をデザイン。バックライトの点灯時には、“もやい結び”とカラビナが浮かび上がる。
パッケージも特別仕様だ。外箱は消防車をイメージしたレッド、内箱はヘルメットをイメージしたホワイトを基調とする。加えて、神戸市消防局救助隊のイーグル(鷹)のロゴをあしらい、「鋭い目で要救助者を見つけ出し、一度つかんだら決して離さない」という救助隊の姿勢を表現した。
余談だが、G-SHOCKと神戸市消防局は、2015年にもコラボレーションしている。そのときのタイアップモデルは、「Master of G RANGEMAN」をベースにしたものだった。