11月8日、銀座で「UNIQLO and ALEXANDER WANG」(ユニクロ アンド アレキサンダー・ワン)」新商品発表会が開催された。新しいヒートテックの誕生を記念し、会場にはユニクロの勝田幸宏氏、女優の仲里依紗さんが登場。ユニクロの新たな挑戦となるコレクションの魅力について語った。
誰も見たことのない次世代肌着を目指して
2008年、ユニクロは「DESIGNERS INVITATION PROJECT」第3弾として、アレキサンダー・ワンとのコラボレーションでウィメンズウェアを発売した。それから約10年、両者は再びコラボを果たす。今回発表されたのは、同社を代表する素材「ヒートテック」を使ったTシャツやタンクトップ、ブラやショーツ、レギンスといった肌着類で、「UNIQLO and ALEXANDER WANG」コレクションとして展開される。
「ユニクロの肌着といえば、"機能的"というイメージが浸透しております。我々も誇りに思っている部分ではありますが、今回はここにファッションとスタイルをハイブリッドさせた次世代のアイテムを作りたいと思い、アバンギャルドだが品のあるデザインを手掛けるアレキサンダー・ワン氏と再コラボしました」
ユニクロの勝田氏は今回のコンセプトをこのように話す。ヒートテックには天竺、極暖、超極暖の3種類が存在するが、今回はそのうち天竺と超極暖の2種類の糸を使用。編み方にも工夫を凝らし、これまでのヒートテックにはないデザインと着心地を実現したという。
今回のコレクションを見たファーストリテイリング会長兼社長の柳井正氏は「別に誰に見せるというわけではないけれど、始めて人に見せられる肌着ができたよね」と笑いながら話したそうだ。
仲里依紗さんも「家族で使いたい」と絶賛!
全身ユニクロコーディネートで現れた女優の仲里依紗さんは「最近は寒くなってきてヒートテックを取り入れたファッションが楽しくなってきたので、今日は朝からテンションが上がっていました」と挨拶し、商品の感想を語る。
仲さんはアレキサンダー・ワンについて「仕事でニューヨークに行ったときは必ずチェックしています。本当にクールな印象ですが、カジュアルにも取り入れやすく、私も大好きなブランドです」とコメント。さらに、今回のコレクションを「とても着心地が良くて、すぐにSNSで拡散したいくらいです。私はたぶん全部買いますね」と高く評価。生地が薄くとも温かく、ボディラインが見えるため、家族で通っているジムのワークアウトでも使いたいと話した。
「UNIQLO and ALEXANDER WANG」は、日本を含む20の国と地域のユニクロ全店舗およびオンラインストアで、11月9日から販売をスタート。メンズ6アイテム、ウィメンズ10アイテムを提供する。