マクロミルは11月6日、「紙の手帳」と「スケジュール管理系アプリ」それぞれの使用者を対象とした使用状況の調査結果を発表した。調査期間は10月23~24日、有効回答は15~69歳の個人1,500人。
手帳の使用率39%、スケジュール管理系アプリ21%
紙の手帳とスケジュール管理系アプリの使用率を聞くと、紙の手帳は39%、スケジュール管理系アプリは21%。性年代別にみると、紙の手帳は全年代において男性よりも女性の方が約10~20ポイント高く、特に20代女性の使用率が高かった。他方、スケジュール管理系アプリは、若い世代での普及が進んでいることがわかった。
紙の手帳を使う人に理由を尋ねると、「さっとメモが取れる」が61.1%で最多。次いで「手書きすることで記憶に残る」が54.6%、「パッとすぐに見られる」が52.5%、「場所やシーンを選ばずどこでも開きやすい」が49.8%となり、手軽さや記憶に残せる点をメリットと考える人が多かった。
手帳を買う際に最も重視するポイントは、「中身のレイアウト」で38%。現在使っている手帳の価格帯は、「1~1,000円未満」が46%、「1,000円以上~3,000円未満」が35%で、平均価格(無料除く)は1,515円だった。
一方、スケジュール管理系アプリの人気機能を調べると、1位「アラート機能」(43%)、2位「色分け管理」(42%)、3位「定期予定の繰り返し登録」(38%)との結果に。詳細をみると、アラート機能は男性、色分け管理は女性、定期予定の繰り返し登録は50~60代の支持が多いことがわかった。