LIFULLは11月7日、「都心に家を購入した人、郊外に家を購入した人調査」の結果を発表した。調査期間は5月25~27日。調査対象は東京23区内に家を購入した人(都心居住者)と、東京23区以外に家を購入し、かつ自宅から1時間以上かけて東京23区にある職場へ通う人(郊外居住者)。有効回答は都心居住者200人、郊外居住者300人。
都心は「買い物が便利」、郊外は「静か」
エリアを選ぶ際に意識したことの上位3位は、都心居住者と郊外居住者ともに「交通の利便性」(都心居住者65.5%、郊外居住者41.7%)、「自分が通勤しやすいこと」(51.5%、33.0%)、「治安が良いこと・防犯」(33.0%、33.0%)となった。
実際に住んでみて「よかった」と思うことは、都心居住者では「買い物が便利である」(46.5%)、「自分が通勤しやすい」(45.0%)、「公共交通機関が充実している」(41.0%)と、利便性やアクセスの良さが上位にランクイン。一方、郊外居住者では「静かである」(39.7%)、「自然が豊かである」(33.7%)、「治安が良い」(32.3%)がトップ3に入り、落ち着いた住環境を挙げる声が目立った。
住まいの購入後に感じた暮らし方の変化を尋ねると、都心居住者、郊外居住者ともに1位「買い物がしやすくなった」(32.5%、27.0%)、2位「家ですごす時間が増えた」(28.0%、24.6%)との結果に。この他、「老後の住まいの不安がなくなった」「家族がのびのびとすごすようになった」など同じ項目が上位に入り、同調査では「家を購入することによって得られるメリットには共通点があると言える」と推測している。