米Dropboxは11月6日 (現地時間)、画像の編集や電子署名といった様々な機能を、Web版のDropboxで利用できるようにする「Dropbox Extensions」を発表した。
Dropboxは近年、クラウドストレージ・サービス「Dropbox」をオンラインストレージサービスからワークフローのオンラインハブへと進化させようとしており、Office 365との連動でMicrosoftと、Google Suiteとの連動でGoogleと提携するなど、パートナーシップを強化している。Dropbox Extensionsもその一環である。パートナーが提供する機能やサービスをDropboxに統合。ユーザーは、デバイスにファイルをダウンロードすることなく、Webブラウザ上でExtensionsを使って作業を進め、そのままスムースにコラボレーションや共有も行える。
一般提供開始におけるパートナーは、Adobe、Autodesk、DocuSign、Vimeo、airSlate、HelloSign、Nitro、Smallpdf、Pixlrなど。PDFの編集、電子署名、画像の加工、ファックス送信、ビデオ注釈など、10個のエクステンションで6つのワークフローを利用できる。Extensionsを用いた作業は自動的に保存され、共有フォルダを通じてチーム全体にアップデートが反映される。
作業を完了するのに必要なツール、ファイルに適したツールをDropboxが用意することで、ファイルにまつわるトラブルからユーザーを開放する。ワークフローのハブとして幅広く利用してもらえるように、継続的にパートナーを拡大してサポートするワークフローを増やし、より深くDropboxに統合していくとしている。