ライカカメラジャパンは11月7日、フルサイズセンサーと単焦点レンズを搭載した高画質コンパクトデジタルカメラ「ライカ Q-P」を発表しました。「ライカ Q」の派生モデルで、前面の赤いライカロゴを省くなどして控えめなデザインに仕上げたのが特徴です。

価格は税込み658,800円で、発売は11月17日の予定。

  • 前面の赤いライカバッジをなくし、シックなデザインに仕上げた「ライカ Q-P」。台数限定ではない

ライカ Q-Pの特徴が、標準モデルでは前面に配置されている赤いライカのバッジをなくし、その代わりにクラシックな「Leica」の筆記体ロゴをトップカバーの上面に刻印したこと。外装は、マットなブラックの塗装を施し、全体に落ち着きのある仕上げにしています。シャッターボタンの形状は標準モデルと異なり、独自のデザインにしたのも相違点です。ブラウンカラーのレザー製キャリングストラップと予備バッテリーが付属するのも、標準モデルとの相違点です。

  • 上部に筆記体のLeicaロゴを配置。シャッターボタンの形状も標準モデルとは異なる

  • 雰囲気のあるレザー製キャリングストラップ(左)が標準で付属する

それ以外の仕様は標準モデルと変わりません。撮像素子は有効2420万画素のフルサイズCMOSセンサーで、レンズはズミルックス f1.7/28mm ASPH.を搭載。104万ドットの3型液晶や368万ドットの電子ビューファインダー(EVF)も内蔵します。本体サイズはW130×H80×D93mm、重さは約640g(バッテリー含む)。

  • 背面には、368万ドットの高精細表示が可能な電子ビューファインダー(EVF)を配置する