“ホリエモン”こと実業家の堀江貴文氏が、7日に放送されるMBS『戦え!スポーツ内閣』(23:56~24:53)に出演し、2004年に近鉄とオリックスの球団合併に端を発したプロ野球新規参入問題を振り返る。
近鉄とオリックスの球団合併騒動のとき、いち早く球団買収に名乗りを挙げたのが堀江氏率いるライブドア。堀江氏は当時、「近鉄には、オリックスよりも金銭的にいいオファーが提示できる自信がある」とのメッセージを送るも、近鉄とオリックスは合併。堀江氏は新球団を仙台に立ち上げる計画を進めたが、後から新規参入を表明した楽天が新球団を持つこととなった。
MCのブラックマヨネーズ・小杉竜一から「いまだから話せる裏話はありますか?」と聞かれた堀江氏は「実は、ロジャー・クレメンスが六本木ヒルズに来て『一緒にやろう』と言ってくれていたんです」と、メジャーリーグ通算354勝の“ロケット”クレメンスとの“提携”話があったことを明かす。
同じくゲスト出演の元楽天初代監督の田尾安志氏から「なんで新球団を楽天が持つことになったんですか?」と聞かれた堀江氏は「それを僕に聞きます?」と逆質問。その後、ライブドアがフラれた理由として「ナベツネさんに合わなかった」と当時の読売ジャイアンツの球団オーナーだった渡辺恒雄氏が絡んでいたことを原因に挙げる。
そして堀江氏は「ナベツネさんに会ってから、球団買収案を公表していたら大丈夫だった」と言い、「僕が“ミス”をしたからソフトバンクの孫(正義)さんも、楽天の三木谷(浩史)さんも、先にナベツネに挨拶にいって発表している」と明かす。
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