エレコムは11月6日、Wi-Fiに対応した体組成計「エクリア 体組成計」(HCS-WFS01)を発表した。11月下旬に発売する。価格は12,600円(税別)。

  • エクリア 体組成計

    エクリア 体組成計のホワイト

  • エクリア 体組成計

    ブラック

設定で自宅のWi-Fiネットワークとエクリア 体組成計をつなげておくと、あとは自分が乗るだけでエレコムが運用するクラウド上に測定データを蓄積しておける。蓄積したデータは専用のスマホアプリ「ECLEAR APP」で確認できる。

ECLEAR APPでは、測定した7項目(体重・内臓脂肪レベル・BMI・体脂肪率・骨格筋率・骨量・基礎代謝)や目標体重を表示。アプリで「体重と体脂肪率」もしくは「体重と骨格筋率」のいずれかをグラフで2軸表示することも可能だ。内臓脂肪レベルの評価には、「体積推定方式」(※)を採用した。

※通常、体組成を測定・評価するとき、体組成計で測った体重と足裏の金属板による微弱電流の抵抗量、そして身長・性別・年齢に、「推定方式」を照らし合わせる。推定方式は体組成計メーカーによって異なり、エレコムが採用したのが筑波大学と共同開発した「体積推定方式」だ。筑波大学が保有する様々な人のMRI画像(1人につき24枚)を基礎データとして本体に内蔵しており、体積を算出している。

  • エクリア 体組成計

    体積推定方式で、正確な内臓脂肪レベルを判定できるという

エクリア 体組成計には、ユーザーを最大4人まで登録できる。過去の測定データからユーザーを推定する自動認識機能を備えており、乗るだけでユーザーを特定する。

本体サイズはW309×H32×D289mm、重さは約1.5kg。最大計量は150kgで、測定単位は50g(2.5kg~100kg)。BMIは0.4~150まで(0.1単位)。

電源は単4形乾電池×4本(パッケージ付属)、もしくは本体のUSB Type-Cコネクタを利用して給電する。本体にはメモリを内蔵し、各ユーザーの直近30回のデータを記録しておける。Wi-FiはIEEE 802.11b/g/nに準拠。

EMS機器との連携も

エクリア 体組成計は、エレコムが2018年6月に発売した家庭用EMS機器「エクリア リーンアップ」と連携する。エクリア リーンアップは、電気刺激によって筋肉を収縮させる運動機器。エクリア 体組成計と連動させると、体重や体脂肪率などのデータに応じて、最適な周波数モードを自動で設定する。