エクスペディア・ジャパンは11月5日、「ゴールデンウィーク10連休に関する意識調査」の結果を発表した。調査は10月19日~22日、20代~50代の社会人経験のある男女400名を対象に、インターネットで行われた。
2019GWの10連休、46%がうれしくない
調査によると、「2019年のゴールデンウィークが10連休」であることへの認知度は79%。ゴールデンウィークが10連休になることについてどう思うか聞いたところ、「うれしい」が54%、「うれしくない」が46%となった。
「うれしい」と回答した人の多くは「公務員」(82%)で、次いで「学生」(67%)、「会社員」(66%)。家族旅行をはじめ、普段できないことをしたり、行けないところへ出かけられるチャンスを喜ぶコメントが多く寄せられた。
一方、「うれしくない」と答えた人は「専門家(医師・弁護士・会計士など)」(75%)が最も多く、次いで「主婦(夫)」(57%)、「パート・アルバイト」(56%)という結果に。専門家からは「祭日も仕事なうえ、人手不足で忙しくなる」、主婦からは「子供や夫が家にいるから炊事、家事が大変に」、サービス業の人からは「毎日忙しくなるから怖いだけ」「国民全員に連休が取得できるように配慮するべき」という声があがった。
10連休取得、32%が「休めない」
続いて、2019年のゴールデンウィークを暦通りに休めるか尋ねたところ、32%は「休めなさそう」、33%は「休めるかわからない」と回答し、「休める」という人は35%にとどまる結果に。67%もの人が、そもそも社会人になってから10連休をしたことが「一度もない」ことがわかった。
暦通り休めそうだという人を対象に、旅行をしたいか尋ねた結果、60%が「したい」と回答。長期休暇ではないと行けない場所に行けることや、家族や友人と予定を合わせやすいことなどが理由に。反対に、旅行をしたくない人(40%)からは、混雑を懸念する声や、旅費がかさむといった理由が多くあがった。
10連休に行きたい海外旅行先TOP3
同社によると、ゴールデンウィークは「日本独自」の祝日が連続しているため、海外(一部地域を除く)では連休ではないとのこと。
そこで、2019年のゴールデンウィークに行きたい海外旅行先を聞いたところ、1位「ハワイ」(28%)、2位「台湾やソウルなどのアジア」(15%)、3位「フランスやイタリアなどのヨーロッパ」(12%)となった。