アイドルグループ・NMB48の山本彩(25 )が4日、大阪・NMB48劇場で卒業公演「目撃者」に出演し、8年間のアイドル人生に幕を下ろした。
ファンの“さやかコール”に応えたアンコールでは、卒業シングルの「僕だって泣いちゃうよ」をはじめ、「僕だって泣いちゃうよ」、「約束よ」などを披露し、最後は「青春のラップタイム」で締めくくった。
その後の卒業セレモニーで、ファンから花飾りや花かんむりが贈られると、「すごい素敵なお花、ありがとうございます!」と感激。メンバーからは色紙が贈られた。
そして、「8年間通い続けてきた劇場にもう来なくなるんだなと思うと、すごい寂しい気持ちもあるし、NMBが体の一部のような存在だったので、まだなくなるというのは想像がつかないところもあります」と心境を告白。「この8年間いろんなことがありましたけど、胸を張ってアイドル人生は楽しかったと言えます」と言い切り、「夢を追いかけることが楽しんだってことを、NMB48と支えてくださったみなさんが教えてくれたからです。メンバーに、そして、みなさんに会えて本当に…本当によかったです」と目に涙を浮かべて感謝の思いを伝えた。
そして、「みなさんへの恩返しはNMB以上にこれから先続ける音楽に情熱を注ぎ、そして成功することだと思っています。決して簡単な道じゃないことはわかっています。でもあきらめるつもりはありません」と今後への決意を語り、「次みなさんに会う時は今以上の私で帰ってこられるように、これからも自分に厳しくやっていきたいと思います。なのでみなさん、私のこと忘れないでください」と呼びかけた。
さらに、「8年間私をアイドルにしてくれたありがとうございました。本当に本当にありがとうございます」と感謝。ファンが虹デザインの横断幕を掲げると、「すごい虹!みなさん一つになってありがとうございます! 持って帰りますね。ありがとうございます!」と喜んだ。最後は笑顔で元気よく「私の人生まだまだこれからだなと思っています。みなさんにはもっともっと素晴らしい世界に連れ出していきます」と誓い、「これからの人生も末永くよろしくお願いします! ありがとうございました!」とあいさつした。