俳優・鈴木亮平が主演するNHK大河ドラマ『西郷どん』(毎週日曜 NHK総合20:00~20:45 BSプレミアム18:00~18:45/再放送 土曜13:05~)の第41話「新しき国へ」が4日に放送される。
廃藩置県が断行され、薩摩では久光(青木崇高)が激昂。その後、岩倉(笑福亭鶴瓶)や大久保(瑛太)は、不平等条約改正を目指して欧米視察へ。西郷家では、西郷(鈴木亮平)が菊次郎(城桧吏)に留学を勧めて波紋が広がる。留守政府を任された西郷は宮中改革などを実行するも、政府内の汚職騒動など次々と難題が噴出する。
この41話について、鈴木は公式サイトを通じて、「一蔵どんのサポート役に徹するつもりが、いつしか政府の中心人物になってしまいます」「日本でいちばん政治を動かせる立場となり、山積みの問題をどう解決していくか、なかなか苦心します」と西郷の立場を説明。
岩倉使節団として旅立つ大久保を送り出すシーンでは、「ここでふと感じたのが、『あの正助どんが欧米に行くって…!』という気持ち」。「下加治屋町でずっと隣りあって育ってきた、すぐに胃が痛くなるあの正助どんが、日本の代表として欧米に旅立つ日が来るなんて」と懐かしみ、「こんなふうに思いがけず昔を思い出すことがあるのは、長く紡がれる大河ドラマならではなんだろうなと思います」と感慨深げに語っている。