女優の木村佳乃が2日、東京・テレビ朝日本社で行われた同局系ドラマ『あなたには渡さない』(10日スタート、毎週土曜23:15~)の試写会イベントに出席し、共演者から“天然キャラ”であることを暴露された。
第1話からドロ沼の愛憎劇を見せる同作において、「印象に残る自分のセリフ」を問われた木村は、水野美紀演じる矢萩へ投げかけた「この泥棒猫!」をチョイス。「『泥棒猫』ってやっぱり口に出して言ったことがなかったので、どういうイントネーションなのかわからず戸惑いました(笑)」と正直な感想を述べた。
そんな修羅場が連続する内容ではあるが、撮影の合間には木村・水野・田中哲司の3人で、子どもの話や今晩の夕食何を作るかといった、和やかな「パパ・ママトーク」に花を咲かせているという。このことについて田中は「木村さんは育児の話をしていて急にガラッと変わるのがすごい。僕は引きこもってしまうので」と、木村の切り替えを絶賛していた。
また、萩原聖人から木村の天然キャラぶりを指摘する場面も。ある撮影の日、萩原は疲れた様子だった木村に「今日は帰って寝た方がいいんじゃない?」と勧めたが、翌日に木村に会うと「寝れなかった…」と告げられたそう。台本を読んでいたのだろうと思っていたところ、「『アイアムアヒーロー』読んじゃって…」と言われたことを明かした。
このエピソードに対して、木村は「学生時代から期末テストとかの時に漫画読んじゃうんですよ」と明かし、続けて「今度は『AKIRA』を買ってしまったんですよ。どうしても気になって…(笑)」と告白。萩原は木村を「現場をホッコリさせる存在」と評し、「『今日の佳乃』があるので、毎日現場に行くのが楽しみです(笑)」と語った。