タレントのデヴィ夫人と社会学者の古市憲寿氏が、あす3日に放送されるカンテレのバラエティ番組『胸いっぱいサミット!』(毎週土曜12:00~ ※関西ローカル)で、騒動後初共演する。
この騒動とは、古市氏がフジテレビ系情報番組『とくダネ!』で、デヴィ夫人主催のチャリティーパーティーに参加した松居一代、カイヤ、山根明(日本ボクシング連盟前会長)という面々を見て、「なんらかの問題を起こした人じゃないと参加できないんですか? ひと足早いハロウィーンパーティーじゃないんですね」とコメントしたことが発端。その発言にデヴィ夫人の怒りが爆発し、「訳の分からない社会学者を自称する古市憲寿氏」「彼の発言は到底看過されるものではありません」「この身の程知らずの古市氏」と、自身のブログで古市氏を痛烈批判していた。
番組冒頭、ハイヒール・リンゴに「古市さん!今日はちょっと緊張されているような?」と聞かれた古市氏は「緊張と言うか…今日があってよかったです」と余裕の返答。直接対決に周りの好奇心も相当なもので、2人が収録までに出会わないよう細心の注意を払い、初対面の日を迎えたという。ピリピリしたムードに、パネラーとして参加した菊地亜美は「怖いよ~。ヤダ―この回!」とおびえるが、東国原英夫は「ゴングが鳴るよ!ゴングが!」と興奮状態だ。
そして早速、デヴィ夫人が「古市氏へクレームをつけたいこと」として、「アナタの発言は許せないわ! この身の程知らずの古市氏!!」と猛クレーム。2人の激論がスタートすると、思いのたけを主張するにつれ、デヴィ夫人の怒りのボルテージはさらに上昇し、「33歳? 若輩で! 社会学者であるならもっと非難すべきことがあるはず! 素直に謝ってください!」と止まらない。
一方の古市氏は、この収録に参加するにあたり、ある準備をしてきたと明かし、「デヴィ夫人をすごいなと思った」と笑顔で歩み寄りを見せる。
しかし、なかなか決着とはいかず、事態はさらに悪化。リンゴから「ここは、謝っておきますか?」と助け船をだされた古市氏だが、「デヴィさんとは…」と、意外な一言で切り返し、スタジオは大爆笑となる。