東京都・銀座の「ひろしまブランドショップTAU」は11月30日まで、広島電鉄の路面電車開業日である11月23日に合わせ、電車グッズを期間限定で販売する。広島県内でしか購入できない文房具類や鉄道模型、カレンダー、広島東洋カープとのコラボ商品も販売される。
広島電鉄は1912年(明治45年)11月23日に広島市内で電車事業を開業し、今年で106年目となる。おもに鉄軌道事業やバス事業を行う会社で、愛称は「ひろでん」。電車事業は広島市内を走る市内線(軌道区間)19.0kmと、広電西広島~広電宮島口間の宮島線(鉄道区間)16.1kmを合わせた計35.1kmを営業しており、全線複線で運行系統は8系統ある。
近年では、人や環境に優しく経済性に優れた公共交通システムであるLRTシステムを導入し、超低床車両の導入や電停のバリアフリー化、電停ロケーションシステムの導入を推進するなど、従来の路面電車と比べて乗降の容易性・定時性・速達性・快適性などの面で優れたLRTの構築により、利用者の利便性向上に努めているという。
広島電鉄の電車グッズ販売は「ひろしまブランドショップTAU」(銀座上一ビルディング内)2階特設コーナーで実施。下敷き・クリアファイル・マスキングテープなどの路面電車グッズをはじめ、鉄道コレクション「650形(被爆電車)」「1000形(最新車両)」、2019年カレンダー、広島東洋カープコラボ商品のパスケース・クリアファイル・えんぴつを用意している。