JR北海道とAIRDOはこのほど、北海道胆振東部地震に対する観光復興の取組みとして、両社による初のタイアップ商品「AIRDO 20周年ひがし北海道フリーパス」「AIRDO 20周年きた北海道フリーパス」を発売した。

  • JR北海道とAIRDOがタイアップ商品を発売(写真は特急「宗谷」「サロベツ」に使用されるキハ261系)

「AIRDO 20周年ひがし北海道フリーパス」「AIRDO 20周年きた北海道フリーパス」はどちらもフリーエリア内の特急・快速・普通列車の普通車自由席が乗降り自由に。AIRDO対象便の搭乗時に受け取る「ご搭乗案内」をJR北海道の発売箇所に提示すると購入できる。

「AIRDO 20周年ひがし北海道フリーパス」は函館本線小樽~札幌~旭川間、千歳線新千歳空港~白石間、石勝線、根室本線、釧網本線、石北本線、富良野線などが5日間乗り放題で、発売額は1万5,500円。「AIRDO 20周年きた北海道フリーパス」は函館本線小樽~札幌~旭川間、千歳線新千歳空港~白石間、富良野線、根室本線滝川~富良野間、留萌本線、宗谷本線などが4日間乗り放題で、発売額は1万2,500円。どちらもこどもは半額となる。

有効期間の開始日は搭乗当日もしくは翌日。11月1日から販売開始しており、発売期間は2019年3月31日まで。利用期間は「AIRDO 20周年ひがし北海道フリーパス」が4月5日まで、「AIRDO 20周年きた北海道フリーパス」が4月4日までとなる。

両きっぷとも旭山動物園の入園利用券と旭川駅から旭山動物園までの往復バス乗車券が特典として付く。また、指定の施設・店舗において、きっぷの提示で割引などの特典も受けられる。旭川空港~旭川駅前間・帯広空港~帯広駅前間・釧路空港~釧路駅前間の空港連絡バスも割引料金で利用できる。