ソフトバンクは11月1日、ソフトバンク銀座店において、Google Pixel 3 / 3 XLの発売セレモニーを開催しました。会場には、ソフトバンク代表取締役副社長兼COOの榛葉淳氏と、Google合同会社のCMOである岩村水樹氏が登場し、Pixel 3 / 3 XLの発売にかける意気込みを語りました。
Pixel 3の魅力は?
セレモニーの挨拶で榛葉氏は、Pixel 3 / 3 XLについて「最新のスマホハードとAndroid 9という最新ソフトウェアのかけ算。さらにAIが組み合わさることで、無限の使い方ができる」と解説。特徴的な機能として、スマホをかざしてカメラに写すだけでリアルタイムに対象物の情報を提供する「Googleレンズ」、グループで自撮りをするとき通常より広角に撮影できる「グループ自撮りモード」、端末をギュっと握るだけでGoogleアシスタントが起動する「アクティブエッジ」を紹介しました。
榛葉COOは、料金プラン「ウルトラギガモンスター+」で来年(2019年)4月まで、あらゆるサービスに対してギガが使い放題になる「ギガ使い放題キャンペーン」をアピール。また、2018年11月1日から11月11日までにPixel 3 / 3 XLを購入した人を対象に、毎月の通信料金等から1,000円を12回割り引きするキャンペーン(税込。税別では総額11,111円相当)を実施することも語りました。
続いて登場したGoogleの岩村氏は、Pixel 3 / 3 XLの魅力を「ユーザーの生活を便利にするさまざまな機能」と話します。なかでも、カメラとAIの組み合わせとして「トップショット」機能を挙げます。これはシャッターを切った瞬間に目をつぶってしまって失敗写真になっても、前後のフレームも記録しておいて、記録したフレームの中から最適な瞬間をAIが選択するというものです。これまでもスマートフォンに、デジカメと似たような機能が搭載されることはありましたが、撮影モードなどを気にせずに高精度でキレイな写真だけが記録されていくPixel 3 / 3 XLのトップショットは、まさにAI時代のカメラ機能といえるでしょう。
カウントダウン、DA PUMPが盛り上げ
発売時のカウントダウンには、Google本社があるアメリカ(USA)とゆかりのあるゲストとしてDA PUMPが登場。Pepperと一緒に、Youtubeで再生回数が1億回を突破した大ヒット曲「U.S.A.」を披露して、Pixel 3 / 3 XLの発売に華を添えました。DA PUMPのメンバーには、Pixel 3 / 3 XLのカメラ機能、特にメンバー全員が入る自撮りモードが人気を集めているとのことでした。
Pixel 3、予約なしで買える?
ソフトバンクでの販売価格は、Pixel 3の64GBモデルが98,400円(以下すべて税込)、128GBモデルが108,960円。Pixel 3 XLの64GBモデルが119,520円、128GBモデルが131,040円(いずれも新規契約時、一括払いのもの)。
ソフトバンク銀座の入荷状況から察する範囲ですが、Pixel 3の人気色は「ノットピンク」、Pixel 3 XLの人気色は「ジャストブラック」でしょうか。ソフトバンク銀座では、Pixel 3のノットピンク(64GB、128GB)とクリアリーホワイト(64GB)、Pixel 3 XLのジャストブラック(128GB)が品切れで、予約が必要となっていました。
冬春のスマートフォン商戦で目玉商品の一つといえるPixel 3 / 3 XLですが、AIを活用した機能の数々がユーザーに受け入れられるかが注目されます。