近江鉄道は1日、彦根駅構内にある近江鉄道ミュージアムについて、12月8日をもって閉館すると発表した。開館最終日となる12月8日、これまでの感謝の気持ちを込めて「近江鉄道ミュージアム感謝祭」を開催する。
近江鉄道ミュージアムは同社の歴史的な資料や過去に活躍した車両の展示施設として、国宝・彦根城築城400年祭に合わせ、2007年3月21日にオープン。近江鉄道の貨物輸送を支えた電気機関車を展示し、電気機関車を間近に感じられるほか、資料館内では当時使用していたタブレット閉塞器や開業当時の開業免許書などの資料を展示している。
今回の発表によれば、ミュージアム内にある鉄道資料館の老朽化にともない、ミュージアムを閉館することが決定したという。
開館最終日となる12月8日の10~14時に開催される「近江鉄道ミュージアム感謝祭」では、先着300名に「近江鉄道ミュージアム感謝祭 来場記念ポストカード」をプレゼント。部品販売も実施する。部品販売に参加する際、当日11時45分までにミュージアム内部品販売列に並び購入順番の抽選を行う必要がある。当日は近江鉄道グッズ(部品販売等一部商品を除く)を1,500円以上購入した人を対象に、先着100名にイベント限定の鉄道むすめ「豊郷あかね」をデザインしたB3ポスターをプレゼントする。