JR東日本高崎支社はこのほど、蒸気機関車D51形498号機の「復活30周年」企画として、オリジナルヘッドマークの掲出やスタンプラリーなどを実施すると発表した。
蒸気機関車D51形498号機の「復活30周年」は、1972(昭和47)年に車籍を外れた同機関車が、1988年にヨーロッパの豪華列車「オリエント急行」を牽引して復活運転を果たしてから今年で30年経過したことを指す。同機関車はこのとき、ヘッドマークを掲出するとともに炭水車(テンダー車)に装飾を施していたという。
「復活30周年」記念企画では、11月10日から当分の間、D51形498号機で当時の様子を再現。当時に似たヘッドマークと炭水車の装飾を施して運行する。
スタンプラリーは2018年12月1日から2019年3月31日まで実施。上越線・信越本線のSL車内とおもなSL停車駅などを巡ってスタンプを集めると、集めた数に応じてホテル宿泊券をはじめとする賞品に応募できる。
12月22日は、夜汽車の雰囲気を味わう「DL YOGISHA よこかわ」(高崎駅16時8分発・横川駅17時10分着)、「SL YOGISHA よこかわ」(横川駅17時35分発・高崎駅18時38分着)を運転。復活30周年にちなみ、「30」にまつわるエピソードを応募した人の中から30組を抽選で無料招待する。応募は往復はがきのみ。受付期間は11月1~20日(消印有効)となる。