声優PHONONチャンネルで配信中の番組「佳村はるかのマニアックデート」のDVD「VOL.3」発売記念イベントが、2018年9月23日にファーストプレイス東京にて行われた。ゲストは番組第11・12回目に登場した諏訪彩花。マイナビニュースでは本イベント二部の模様をレポートし、イベント終了後の佳村へのインタビューを実施した。

  • 「佳村はるかのマニアックデート VOL.3」発売記念イベント。左から佳村はるか、諏訪彩花

「佳村はるかのマニアックデート」は声優の佳村はるかが毎回ゲストを呼び、理想のデートについて考え、様々なデートシチュエーションを実践する番組。今回のイベントは番組のDVD第3巻の発売を記念して行われた。

イベントがスタートすると、まずは佳村が「どこから来たのか」などを会場のファンに尋ねる。イベントではほぼ恒例のやり取りで、距離感が近いのが本イベントの魅力だ。場の空気があたたまったところで、諏訪を舞台へと呼びこむ。一部の呼び込みの際に諏訪のテンションが低かったことから、今回は"アイドルライブでスターが来るようなてい"で声を張り上げ、ファンと一緒に諏訪の愛称である「すーちゃん」と叫ぶ。その掛け声に応えて諏訪は「みんな、すーちゃんだよー」と可愛らしく登場し、会場を笑顔にした。

諏訪が登場してしばらくは、「イベント終了後にふたりでご飯に行く」といった仲良しトークを展開。オシャレなお店に入ってもご飯の分量が足りなくなってはしごをしてしまうといった微笑ましい(?)話も飛び出した。また、ふたりで秩父に旅行へ行った際もおおいに食を楽しんだとのこと。その内容とは、バスを待ちながらまんじゅうを食べ、お店ではうどん、そばに加えてわらじかつ丼を注文して(店員にも心配されるほど)、そのあとも天ぷら、大きなかき氷などを食べたという、ふたりで食を楽しんでいるエピソードを披露した。

ここまで"食欲の秋"トークを展開してきたということで、続いては「秋にしたいことは?」という話題に。一部では「芋掘りをしたい」と発言した諏訪だったが、二部でのテーマは"芸術の秋"。美術館に行くという諏訪の行動力に対して「見直した」と感心する佳村だった。

仲良しトークの後に行われたのは、諏訪が出演した番組第11・12回目放送を振り返るコーナー。番組でふたりが選んだデート先は「忍者教室」。舞台隣に用意されたスライドには当時の様子が分かる写真が映し出された。

まず、カップルのように腕組みをしているはずが、腕をつかまれて連行されているような写真が映し出され笑いを誘った。そして、忍者教室には掛け軸やお面、忍者の武器が飾ってあり空気が厳かだったこと、忍者ネームとして「花」と「柚子」を貰ったこと、佳村のほうが手裏剣さばきは上手だったこと(憧れがあったらしい)など、当時の様子を振り返っていく。

また、音を立てずに着地する訓練をしたという、忍者らしい話題では、「猫になりきって(着地する)」という当時のアドバイスを思い出しながら実践してみることに。

実践前に佳村が「あれから訓練しているでしょ?」と問い、諏訪も「まぁまぁね」と答えるなど、自信のある様子を見えていたが、そのくだりはなんだったのかというほどの「ドンッ」という足音を会場中に響き渡らせる佳村。一方の諏訪は「スッ」と見事な着地を披露。ファンからも「おー!」と感心の声が上がっていた。

その後、番組でも話し合った理想のプロポーズについて振り返ることに。諏訪が理想とするシチュエーションは「日常のなかでさりげなく」というものだったが、なぜか「料理中に後ろからさりげなく、もしくはひざまついてシンプルにプロポーズされるも、『実は俺、忍びだったんだ』と告白され、『実は私も』と答える」というとんでもない内容に。しかもそのエチュードをやるはめになったという。その模様はDVDにも収録されているので、気になる方はぜひ確認してほしい。