MacBook Air以上のサプライズといえたのが、小型デスクトップパソコン「Mac mini」のモデルチェンジです。ここしばらく改良が実施されず、もしかするとこのまま収束かも…と思われていただけに、待ち望んでいた人にとってはうれしい発表となりました。
本体色がiMac Proなどと同じスペースグレイに変わったものの、コンパクトな外観はそのまま。しかし、内部は最新モデルにふさわしい内容に一新し、カスタマイズ次第では驚くほどの高いパフォーマンスや大容量SSDを詰め込むことが可能になりました。
小型軽量ボディと最上級の高性能を兼ね備える存在になったMac miniですが、自宅と会社で同じ作業環境を整えたい人に注目を集めそうです。高性能パソコンを持ち運ぶとなるとMacBook Proが選択肢に挙がりますが、重量と底面積があるため、持ち運ぶにはそれなりの大きなカバンが必要になります。しかし、Mac miniならば小さめのバッグにもヒョイと入り、液晶が割れる心配のあるMacBook Proと違って多少ラフに扱っても問題ありません。何より、同等スペックならばMacBook Proよりも安く済む点が魅力的です。BootCampやParallels Desktopを導入すれば、最上級のWindows環境を持ち歩くことも可能です。
久々のモデルチェンジとなったMac mini、先代以上のロングセラーになることは間違いなさそうです。