LeoSophiaはこのほど、「20代の貯金事情」に関する調査結果を明らかにした。同調査は8月24日~29日および9月20日~21日、全国の20代の男女450名を対象にインターネットで実施したもの。
現在までに貯金した総額を尋ねたところ、「50万円未満」(30.1%)、「50~100万円未満」(14.9%)が多かった。過半数が100万円以上貯金しており、中には200万円・300万円といった高額を貯金している人も見られた。中央値は100~150万円未満、平均値は約222.5万円だった。
男女別で比較したところ、貯金額に男女の差はなく、男女ともに50万円未満が最も多かった。月収ごとに貯金総額を比較すると、月収(手取り)20万円未満の場合の平均値は約171万5,000円、手取り20~25万円未満の平均値は約257万1,000円と、収入の多い人ほど高額を貯めている傾向にあった。
貯金を始めてからの期間と貯金額を見てみると、貯金の年数が1~2年未満の場合は平均値が約128万1,000円、3~4年未満の場合は平均値が約248万5,000円、7年以上になると約458万7,000円と、貯金の期間が長いほど貯金額は大きかった。
貯金を始めてからの期間を尋ねたところ、「1年未満」(23.8%)、「1~2年未満」(14.3%)など、短い期間が多く、3年未満が半数を占めた。7年以上もの長い期間貯金を続けている人は15.5%と少なくなっている。
ひと月に貯金している金額について聞くと、「1万円未満」(18.3%)が最も多く、「1~2万円未満」(12.5%)、「3~4万円未満」(10.3%)が続いた。金額に関わらず、貯金をしている人の割合は84.0%で、「貯金はしていない」は16.0%だった。
毎月の貯金額を「月収別」に見たところ、月収20万未満でも相場で2~3万円程度は貯金に回していることがわかった。月収20~25万円未満になると、相場は4~5万円に上がっている。
貯金をしている人に現在行っている貯金の方法について聞くと、「出費を減らす」(25.3%)、「毎日金額を決めて同じ場所に入れる」(22.3%)、「毎月決まった金額を給料から天引き」(19.6%)が多かった。
貯金を始めたきっかけについて聞くと、「将来の不安、いざという時の備え」(42.6%)が最も多く、「結婚や出産」(21.1%)、「お金が無くて困った経験から」(9.2%)が続いた。
20代のうちから貯金はすべきだと思うか尋ねると、53.3%が「必ずすべき」、28.5%が「できるならした方がいい」と答えた。