エアトリは10月29日、「消費税増税」に関する調査結果を発表した。調査期間は2018年10月18~21日、有効回答は10~70代の個人1,337人。
増税後の節約意識、男女で大きな違い
2019年に消費税率が10%へ引き上げとなる事を知っているか尋ねたところ、98.4%が「はい」と回答した。
消費税が増税する前に購入しておきたいものは、男女ともに「家電製品」(男性41.2%、女性47.4%)が1位、「海外旅行」(男性31.9%、女性40.6%)が2位となった。女性の3位は「日用品」(33.7%)だったが、男性(19.7%)とは14ポイントの差が開いた一方、男性の3位には女性(13.9%)と13.1ポイント差で「車・バイク」(27.0%)がランクインした。
消費税増税後はどの費用を削減するか聞くと、女性は「衣料品」(50.0%)が最も多かったのに対し、男性は「特に削減する予定はない」(44.8%)が最多となり、男女で大きな意識の違いがみられた。2位以下をみると、女性は2位「食費」(37.0%)、3位「日用品」(36.9%)、男性は2位「日用品」(27.0%)、3位「衣料品」(26.6%)と続いた。
現在の支払い方法で最も利用頻度が高いものは、「クレジットカード」が53.6%、「現金」が41.2%、「電子マネー」が3.1%と続き、過半数がキャッシュレスでの支払いを行っていることが判明。他方、現金支払いがメインの人に、消費税増税を機に支払い方法の変更を検討しているか尋ねたところ、「はい」は24.0%にとどまり、今後も現金での支払いを続ける人の方が多いことがわかった。