仮面ライダーシリーズ、スーパー戦隊シリーズを中心とした映像配信アプリ「東映特撮ファンクラブ(TTFC)」スペシャルイベント「東映特撮ファン感謝祭2018」が、10月27日に行われ、メインステージ第3部では、「東映特撮ファントーク特別版 仮面ライダートークショー 平成仮面ライダーを振り返る」が行われた。
ステージには、『仮面ライダー555(ファイズ)』で仮面ライダーファイズ/乾巧を演じた半田健人、仮面ライダーカイザ/草加雅人を演じた村上幸平、『仮面ライダービルド』で仮面ライダーグリス/猿渡一海、『仮面ライダーキバ』で紅音也を演じた武田航平、そして現在『仮面ライダージオウ』でチーフプロデューサーを務めているほか、『仮面ライダーアギト』『仮面ライダー龍騎』『仮面ライダー555』『仮面ライダーカブト』『仮面ライダー電王』『仮面ライダーディケイド』などを手がけた白倉伸一郎氏が登場し、『仮面ライダージオウ』で20作を数えるに至った「平成仮面ライダーシリーズ」をまとめて振り返るトークイベントが実施された。仮面ライダー大好き芸人としてバラエティ番組で仮面ライダー愛を語っている、しいはしジャスタウエイ(御茶ノ水男子)がMCを務めた。
白倉プロデューサーを前にして「ラスボス感がある」「圧を感じる」と言いながら、やや押され気味か?と思われた武田だったが、「俺は『仮面ライダーキバ』では仮面ライダーイクサ、仮面ライダーダークキバ、そして最終回に未来から来た渡の息子・正夫のキバと、これまでにもたくさんの仮面ライダーに変身してきました。いわば"仮面ライダーの申し子"です!」と豪語し、会場を盛り上げるムードメーカーの役割を見事に務め上げた。
半田と村上は、『仮面ライダージオウ』の9月30日(EP05)、10月7日(EP06)放送回にゲスト出演しているが、各エピソードの"その後"を描くTTFCオリジナル番組『仮面ライダージオウ補完計画』の「第6.5話/フォーゼ555の秘密」にも出演し、本編中では見られなかった村上の「デビルスマイル」やウエットティッシュで手を拭く印象的な仕草を披露。そして今回、『補完計画』のラストで見せた巧と草加のやりとりが2人によるアドリブであったことが、改めて本人たちの口から語られた。第6.5話で半田と村上がどのようなセリフを言ったのか、ぜひともTTFCにて配信中の『補完計画』でこの印象的なセリフの応酬を確認してみてほしい。
仮面ライダージオウを思わせる特製の「シラクラ」Tシャツを着て大ウケを取っていた白倉氏は、本トークイベントのメインとなる「平成仮面ライダーシリーズ20作品を、特色別に4つのグループに分ける」という作業をリクエストされ、熟考を重ねながら各ライダーの写真を選んでいた。これによって、平成仮面ライダー各作品のテーマや、時代と共に移り変わる"善"と"悪"の関係などが浮き彫りになり、深みのあるトークが展開する……という流れだったはずなのだが、出演者や観客たちの予想のはるか上を行く白倉氏のハイレベルなグループ分けによって、別な意味で"深い"トークが繰り広げられることになった。いったいどんなことが起きたのか、こちらもぜひ、近日中に配信されるという本イベントの動画配信でその内容をお確かめいただきたい。
白倉氏の"圧"にタジタジとなり、思わず汗をかいてしまった武田に、村上から手渡されたのは、草加の邪悪な表情がプリントされたサイン入りウエットティッシュだった!
武田は最後に、平成仮面ライダー20作記念映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』(12月22日公開)の告知を行い「わたくし猿渡一海、登場します! みんなのアイドル~みーたん(石動美空役・高田夏帆)も出ます! あと、ヒゲ(氷室幻徳役・水上剣星)も出ます! それに、ヒゲとポテト(一海)は"変身"します! 変身して戦います!!」と力強く宣言し、『仮面ライダービルド』が最終回を迎えて"ビルドロス"となっているファンたちからの熱烈な拍手を浴びつつ笑顔を見せていた。
また会場内には、バンダイナムコによるNintendo Switch対応ソフト「なりキッズパーク 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」(11月21日発売)や、「仮面ライダー クライマックススクランブル ジオウ」(11月29日発売)、そしてゲーム筐体「ナレルンダー!仮面ライダージオウ」の試遊コーナーが設けられ、大人から子どもまで幅広い年齢層から注目を集めていた。
「東映特撮ファン感謝祭2018」で生配信された映像や公開収録された映像は、後日「東映特撮ファンクラブ」で動画配信される。現時点では配信日時は未定。
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