お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、28日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、全日本実業団対抗女子駅伝の予選会で転倒しながらも四つんばいになってたすきを繋いだ岩谷産業・飯田怜選手についてコメントした。

松本人志

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飯田選手は同予選会の2区で転倒。中継所までの約200メートルを四つんばいになりながら繋ぐ姿に感動の声が寄せられる一方、選手生命に関わる問題として批判も相次いだ。岩谷産業の監督は運営側に棄権を申し入れたが、審判員に届いたのは中継所にたどりつく直前だったことから、審判員は制止しない判断を下した。飯田選手は右脛骨を骨折しており、全治3~4カ月と診断されたという。

この問題について松本は、「誰もができることではないじゃないですか。これができる人は本当に一握りの人で、僕も当然できない。できる人たちが集まって賛否を言う分にはいいと思うんですが、できもしない人がこれがどうとかの次元ではない気がしませんか?」と問いかけ、「ハゲが『俺、今は伸ばす気ない』言うてるような話で」と例えた。

さらに、「我々が言うようなことではないと思うんです」と続け、「あれは四つんばいじゃないとダメだったんですか。芋虫ゴロゴロみたいなのではダメなんですか。膝が痛いんだったら、芋虫ゴロゴロの方が……」と提案。「一番きつい道を選んでる」と指摘していた。