LINEを使っていると、突然知らない人からメッセージが届き、出会い系サイトへの勧誘やブランド品の宣伝をされることがあります。自分のアカウントを知られたことも不快ですが、怪しい情報を拡散させることは防ぎたいですよね。そんなときは、LINEで「通報」をしましょう。ここでは通報の方法と、規約について解説します。

LINEでは、利用規約に反する行為をしているアカウントを確認すると、規約に基づく措置を行います。通報したことが相手のアカウントに知られることはありません。なお、相手のプライバシーに関わるため、自分が他人のアカウントを通報しても、LINEが調査した結果や対応については連絡されないとのことです。

友だちではないアカウントを通報する

知らない人からメッセージが送られると、自分のトーク画面に「通報」ボタンが表示されます。ブロックはあとからできるので、まずは「通報」をタップしましょう。通報の理由にチェックを付け、「同意して送信」を選びます。通報したあと、「~をブロックしますか?」と尋ねられます。見ず知らずのアカウントであれば、通報と同時にブロックしてしまうのがよいでしょう。

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    友だちではないアカウントからメッセージが届いた場合、トークルームで「追加」「ブロック」「通報」を選べます

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    通報の理由にチェックしたら、「同意して送信」しましょう

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    通報したらそのままブロックすることも可能です

友だちを通報する

友だちになってみたものの、宣伝や勧誘ばかりでうんざり、というアカウントも通報できます。LINEで友だちのアカウントを通報するときは、相手のプロフィール画面、トークルーム、タイムラインのいずれかで行います。

LINEの「友だち」一覧から相手のアイコンをタップしてプロフィールを開き、右上の「…」メニューを押して「通報」を選びます。

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    「友だち」一覧から通報したいアカウントを探し、相手のアイコンをタップしてプロフィールを開きましょう。通報は、右上のメニュー欄を押すと出てきます

相手とのトークルームから通報するには、右上のメニューボタンを押して「設定」を探し、「トーク設定」画面の一番下にある「通報」をタップします。

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    「トークルーム」右上のメニューを開いたら、続けて「設定」を押しましょう

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    「トーク設定」画面の一番下に「通報」があります

相手のタイムラインから通報するには、右上の「…」メニューから「通報」を選択します。

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    相手のタイムライン右上の「…」を押して、「通報」をタップします

通報されたらどうなる?

LINEは利用規約の12項で「禁止事項」を定めています。ユーザーが通報するアカウントは広告・宣伝を行うスパムアカウントがほとんどかと思いますが、過度に暴力的な表現や露骨な性的表現を含むメッセージなども禁止事項に含まれています。もし自分が相手に送られたメッセージで不快な思いをしたら、確認してみてください。

具体的に禁止されているのは、「12.8. 営業、宣伝、広告、勧誘、その他営利を目的とする行為(当社の認めたものを除きます。)、性行為やわいせつな行為を目的とする行為、面識のない異性との出会いや交際を目的とする行為、他のお客様に対する嫌がらせや誹謗中傷を目的とする行為、その他本サービスが予定している利用目的と異なる目的で本サービスを利用する行為。」(LINEのWebサイトより)です。

また、利用規約の4項では「4.4. 当社は、お客様が本規約に違反しまたは違反するおそれがあると認めた場合、あらかじめお客様に通知することなく、アカウントを停止または削除することができます。」とあります。自分以外のLINEユーザーに通報され、禁止事項に抵触しているとLINEに判断された場合、アカウントを削除されるか、アカウント利用停止の処分を受ける可能性があります。LINEにアカウントを削除されると、二度と復旧できなくなります。友だち同士の悪ふざけでアカウントを通報するのは、やめたほうがよいでしょう。