映画『旅猫リポート』(公開中)の公開初日舞台挨拶が26日に都内で行われ、福士蒼汰、高畑充希、竹内結子、ナナ(猫)、広瀬アリス、大野拓朗、山本涼介、三木康一郎監督が登場した。

  • 左から山本涼介、広瀬アリス、竹内結子、福士蒼汰、高畑充希、大野拓朗、三木康一郎監督

    左から山本涼介、広瀬アリス、竹内結子、福士蒼汰、高畑充希、大野拓朗、三木康一郎監督

同作は有川浩による人気小説を実写映画化。有川自身も「一生に一本しか書けない物語」と表現するほど思い入れの強い作品で、自ら脚本開発にも参加した。猫好きの青年・悟(福士)は、猫のナナ(声:高畑充希)を手放さなくてはならなくなり、新しい飼い主を探す旅に出る。それは図らずも悟の人生を振り返る旅となる。

今回、猫の声で出演した高畑だが、「皆さん、楽屋とかで久々に再会して、一緒に頑張った仲間という感じだったんですが、私は皆さんと現場で一回も会ってなくて。1日で仕事が終わっちゃって、皆さんと横並びというのが申し訳なく、後ろに下がりたくなる感覚です」と苦笑。高畑が後ずさると、登壇者全員が後ろに下がってしまうという和気藹々とした空気を見せていた。

福士は「高畑さんが、ネバーランドにいた頃もあるじゃないですか」と急に、高畑が出演していたミュージカル『ピーターパン』の話に。福士が「だから男の子の声がすごく良かったし、有川さんも「素敵だ」と言ってました。と語ると、高畑は「まさかここでネバーランドって出てくるとは」と驚いていた。

また、舞台挨拶の終盤では、猫のナナを迎えに行った福士が客席より再登場。報道陣には「フラッシュ禁止」とナナへの配慮もありつつ、猫のナナとともにフォトセッションが行われる。さらに猫用ミルクで満たされた鏡開きが行われ、出演者陣は"人間用"のミルクで乾杯。猫のナナにも……とミルクを近づけるが、拒否されてしまう。

何度かミルクを近づけたり、高畑が指にミルクをとって手ずから与えようとするが、結局飲まなかったナナ。さらに福士が「ナナとも、なかなか会えなくなってしまうので寂しい……」と挨拶をしている間も自由に動いて福士の体に巻きつき、福士は「マフラーみたい」と苦笑していた。

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