ディーアンドエムホールディングスは10月26日、デノンブランドのネックバンド型ワイヤレスイヤホン「AH-C820W」を発表した。12月中旬の発売を予定している。
AH-C820Wは、有線接続のイヤホン「AH-C820」と同じく、11.5mmのダイナミックドライバーを向かい合わせに2基搭載し、振動板の振幅面積を2倍にした「ダブル・エアーコンプレッション・ドライバー」を採用。クリアで量感のある低域再生が特徴となっている(再生周波数帯域は4~22,000Hz)。
ハウジング内に発生する振動板の圧力を、通気孔によってコントロールする「アコースティック・オプティマイザー」によって周波数特性を最適化。2基のドライバーにそれぞれ独立したケーブルをつなげる「デュアル・ダイレクトケーブル」もAH-C820と同様に採り入れている。
対応するBluetoothコーデックはSBC、AAC、aptX、aptX Low Latency。連続再生時間は10時間。約2時間で満充電が可能となっている。48 kHz/16 bitの音源再生に対応したUSB-DACを内蔵しており、USBケーブルでパソコンなどに接続すると、このUSB-DACを有効に使える。イヤーチップは、S/M/L/Long S/Long Mのシリコン製5種類のほか、Complyの「TZ-500」が付属する。
10月27日には、東京・中野サンプラザで開催される「秋のヘッドフォン祭 2018」にて、一般来場者も参加できる発表会を実施予定(開始時刻は13:30)。同発表会では試聴も可能だ。