マーキュリーは10月25日、「2019年 東京23区共同住宅供給予定ランキング」を発表した。同調査は、同社が収集している建築看板の情報より、2019年1月~12月竣工予定の共同住宅をピックアップ。その結果を集計し、物件数の多い順にランキング化したもの。
東京23区のうち、2019年1月~12月に竣工予定である共同住宅の物件数が最も多かったのは「台東区」で、年間114物件と、2位に大差をつけての1位となった。
台東区には、池之端で計画されている地下1階地上38階のタワーマンション「上野池之端プロジェクト」がある。同区で20階を超えるタワーマンションが建設されるのは、大江戸タワーレジデンス(2015年・26階建て)以来、実に約4年ぶりだという。
以下、TOP10には、2位「江東区」(89件)、3位「品川区」(85件)、4位「大田区」(84件)、5位「墨田区」(80件)、6位「世田谷区」(76件)、7位「新宿区」(75件)、8位「練馬区」(75件)、9位「渋谷区」(73件)、10位「港区」(64件)がランクインした。
なお、2019年竣工予定の共同住宅のうち、10万m2を超える大規模マンションプロジェクトは、江東区有明の「シティタワーズ東京ベイ」と、中央区晴海の「パークタワー晴海」の2物件のみとなっている。