俳優の福士蒼汰が25日、東京・TOHOシネマズ六本木で行われた第31回東京国際映画祭 特別招待作品『旅猫リポート』(10月26日公開)の舞台挨拶に、猫のナナと三木康一郎監督と共に登場。最近になってナナと仲良くなったと実感していると明かした。
有川浩氏による人気小説を実写映画化した同作は、1人の青年と1匹の猫が新しい飼い主を探す旅物語。猫好きの青年・悟(福士)は、猫のナナ(声:高畑充希)を手放さなくてはならなくなり、新しい飼い主を探す旅に出る。それは図らずも悟の人生を振り返る旅となる。
福士は、東京国際映画祭で上映されることに「非常にうれしいです。すごく光栄だなと思います」と喜び、「たくさんの人に見てもらえる機会があるというのもうれしく思っています」とコメント。共演した猫のナナと仲良くなったか聞かれると「最近仲良くなったんじゃないかなという実感があります」と答えた。
そして、「僕は猫ちゃんとコミュニケーションをとるのが初めてだったので、何を考えているかわからなかった」と福士。撮影終了後もプロモーションで会う機会があり、「僕の顔を覚えているか不安だったんですが、顔をずっと見てくれたり、昔より落ち着いていて、そういうのを見ると仲良くなれてきたんじゃないかなと、ようやく…」と笑った。
本日開催されるレッドカーペットにもナナと共に参加予定の福士。意気込みを聞かれると「なかなかない光栄なことなので、しっかり一歩一歩、貴重な時間を感じて歩きたいと思いますし、僕にとっては2回目の映画祭で特別なことだなと感じているので、一秒一秒を大切にしたい」と語った。