作家の瀬戸内寂聴が、カンテレ・フジテレビ系バラエティ特番『さんまのまんま秋SP』(26日19:57~21:55)で、同番組に初登場する。

  • 001のalt要素

    (左から)明石家さんま、瀬尾まなほさん、瀬戸内寂聴=カンテレ提供

96歳の寂聴は、番組史上最高齢ゲスト。「96歳まで現役で仕事をした人はいないのよ」という寂聴にさんまは「日本記録を見ているんですね!」と感心しながらも、「僕も96歳まで『さんまのまんま』やってようかな」と意欲を示す。

約4年前に、がんの摘出手術を受けた寂聴は「おなかに穴を3つ開けて、ぴゅ~っと出したのよ」と、あっけらかんと語り、さらには摘出した“がん”を見て「あぁ、焼いたらおいしそうだなと思ったの」と驚きの発言。戦争を経験し、女子大に入ってお見合いをしてすぐに結婚するも、夫婦生活は長続きせず、「作家になりたい」という思いで家を飛び出したと、波乱万丈の人生を振り返る寂聴だが、「この人生で、たったひとつだけ後悔していることがある」という。

また、さんまから「僕みたいな人間、結婚したほうがいいですか?」と相談を持ち掛けられると、寂聴は「若いんだから結婚したほうがいい!」と即答。「結婚式には呼んでね。スピーチしてあげる」とノリノリになり、「その前に紹介してね。“いいオンナ”かどうか、わたしが見極めてあげる」と忠告する。

そんな中、寂聴から「本当は〇〇が好きなんでしょ?」と意外な女性の名前を出されると、さすがのさんまも「いきなり何言い出すんですか!好きじゃないですよ!」と動揺を隠せない。

  • 002のalt要素
  • 003のalt要素

そこへ、寂聴のウワサの美人秘書・瀬尾まなほさんが登場。身の回りの世話をする瀬尾さんは、メイクのひとつひとつにも細かく口を出すといい、寂聴は「かわいいんだけどね、いちいちうるさいの!小姑みたい!」と憎まれ口をたたく。大学を卒業して寂聴の事務所に就職したという瀬尾さんだが、当時は「小説を書いているとは知らなかった。著書も1文字も読んだことがなかった」と、驚きのエピソードが飛び出す。

さらに、南海キャンディーズの2人も合流。しずちゃんが「まもなく40歳になるんですが、いい人と出会えない。実はさんまさんは“アリ”なんですが、私とさんまさんの相性はどうですか?」と真剣に恋愛相談すると、寂聴は「好きなら思いっきりぶつかってごらんよ」とアドバイスを送る。

収録を終えた寂聴は「本当に天才ね。これだけ長く人気を保ち続けられる人はいない」とさんまを絶賛。「今日はとっても優しくしてくれて楽しかった。歳をとって、丸くなったわね」と感想を語り、恋愛相談で見せたさんまの“拒否反応”についても「あんなに『好きじゃない!』ってわざわざいうなんて怪しいわよ。本当はやっぱり好きなんじゃない?」と、クスっと笑いながらスタジオを後にした。