放送から今年で10周年を迎える特撮ドラマ『仮面ライダーキバ』に登場した仮面ライダーキバが、バンダイスピリッツのアクションフィギュア「S.H.Figuarts」の上位ブランド「真骨彫製法」で立体化されることが決定した。公式スタッフブログでその詳細が発表されている。価格は7,560円(税込)で、2019年4月に一般店頭で発売される。
「真骨彫製法」は、スクリーンの中で活躍するヒーローたちの力強いアクション、その魂の躍動を約14cmの中で再現する「S.H.Figuarts」シリーズの新たな造形技術。表面的でなく、人間の骨格を意識した造形を行っており、ヒーロー本来の"存在感"とフィギュアとしての"自然な可動"の両立を追求した新製法で、さまざまな人気ライダーたちが立体化されている。
「S.H.Figuarts(真骨彫製法)仮面ライダーキバ キバフォーム」は、平成仮面ライダー20作品目記念企画「S.H.Figuarts HEISEI RIDERS RISING PROJECT」の第3弾として発表されたもの。放送から10周年となるメモリアルな年であること、また同プロジェクトの第1弾「-20 Kamen Rider Kicks Ver.-」のラインナップに「キバ」及び「キバ」の「ライドウォッチ型台座」がなかったこともあり、「真骨彫製法」化の発表は、ファンの大きな反響を呼んでいる。
スタッフブログでは、「(2008年に発売されたフィギュア)装着変身キバフォームの完成度が、当時のS.H.Figuarts群と遜色ないほど高かった」と、当時「エンペラーフォーム」のみがS.H.Figuarts化された経緯が説明されている。そうした意味でも、今回の「キバフォーム」の「真骨彫製法」化は、「10年待った」ファン待望の立体化といえそうだ。
フィギュアでは、体中の装飾や相棒「キバットバットIII世」など、「キバ」ならではの複雑な意匠を忠実に再現。肩と足に走る鎖は、形状を重視して造形されており、またヘルズゲート開放時の右足は、膝から下の差し替えパーツで再現できる仕様になっている。また、「キバットバットIII世」は、バックルから着脱が可能で、羽とアゴが可動する独立したキャラクターとして飾ることができる。初回購入特典として、「ライドウォッチ型台座(台座用シート絵柄:キバ)」が付属する。
(C)石森プロ・東映