パナソニックは10月24日、電動アシスト自転車の2019年モデル(12車種)を発表。11月1日から順次発売する。全12モデルともに、こぎ出し時にアシストするパワーを制御する機能を向上させ、より滑らかに発進できるようになっている。
パナソニックの電動アシスト自転車は、使用する用途に合わせた使いやすさを考慮、向上させていることが特徴。2019年度の新モデルでは、通学・通勤向け「TIMO(ティモ)」シリーズの4車種、ショッピングモデル「VIVI(ビビ)」シリーズの4車種、子育てモデル「Gyutto(ギュット)」シリーズの4車種という、全12車種をラインナップ。
新モデルの大きな変更点は、全車種共通でこぎ出しアシストの制御機能が向上されたこと。スタート時が坂道であったり、荷物が重いときは、従来よりもパワフルにアシスト。一方、荷物の少ない平地の場合はアシスト力を抑えて、より滑らかで安全な発進になったという。
シリーズ別では、通勤・通学モデルのTIMOシリーズは乗り降りがしやすく、デザイン性に優れたS型フレーム採用の「ティモ・L」をラインナップに追加した。ショッピングモデルのVIVIシリーズは、主力車種である「ビビ・DX」をベースに、中身が見えにくく大容量の新型バスケットを搭載。子育てモデルのGyuttoシリーズは、チャイルドシートのグリップバーが従来モデルよりも開閉しやすくなり、子ども乗せ降ろしがラクになった。
このほか、車種によっては便利な新機能を搭載。手元スイッチで電源を入れると自動的に後輪サークル錠が解錠される「ラクイック」や、スタンドを立てるとハンドルが固定されて駐輪時に倒れにくくなる「スタピタ2」などがある。さらに一部のモデルは、バッテリー容量の8割まで急速充電し、バッテリーの劣化を防ぎつつ充電時間を短縮する小型大容量バッテリーを新たに搭載した。
発売日はVIVIシリーズとGyuttoシリーズが11月1日、TIMOシリーズは12月3日。希望小売価格(税別)は、TIMOシリーズが116,800円~118,800円。VIVIシリーズが108,800円~137,800円。Gyuttoシリーズが134,800円~158,800円。