LGエレクトロニクス・ジャパンは10月24日、Thunderbolt 3接続に対応した液晶ディスプレイ2製品を発表した。バックライトにナノメートルサイズの粒子を用いることで、正確な色再現を可能にしたのが特徴。
3,840×2,160ドット(4K)対応の31.5インチモデル「32UL950-W」と、5,120×2,160ドットの高精細表示に対応した21:9比率の34インチモデル「34WK95U-W」の2種類を用意する。価格はいずれもオープンで、予想実売価格は32UL950-Wが税別165,000円前後、34WK95U-Wが税別175,000円前後。発売はいずれも10月31日。
バックライト用のLEDにナノメートルサイズの粒子を適用することで過剰な色波長を吸収し、正確な色を引き出せるように工夫したという。キャリブレーション用センサー(別売)によるハードウエアキャリブレーションにも対応する。HDR規格「DisplayHDR 600」にも対応した。
入力端子は、MacBook Proなどで使われているThunderbolt 3端子を搭載する。32UL950-Wは2基搭載するため、Thunderbolt 3でデイジーチェーンで接続することで2画面で表示できる(34WK95U-WのThunderbolt 3端子は1基のみ)。
両モデルとも、5W+5Wの高出力スピーカーを搭載するほか、4辺フレームレスデザインにすることで没入感を高めた。
本体サイズは、32UL950-WがW718×H488~598×D231mm、重さは7.3kg。34WK95U-WがW817×H449~559×D234mm、重さは9.0kg(いずれもスタンド含む)。