26日に放送されるTBSのバラエティ番組『有吉ジャポン』(毎週金曜24:20~)で、“eスポーツ”を特集。ゴールデンボンバーの歌広場淳らが、日本人女性初のプロゲーマー・チョコブランカと対戦する。
eスポーツとは、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉で、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。世界の競技人口は1億人を超え、賞金10億円の大会も開催されている。中には年収1億円以上というプロゲーマーもいるほどで、現在成長が著しく、今年8月に行われたアジア大会ではエキシビジョン競技としても話題となった。
番組では今回、「eスポーツで一攫千金を狙う若者たち」と題して、9月に幕張メッセで行われた国内最大級のeスポーツゲーム大会「RAGE」に密着。会場に複数あるブースでは、コスプレーヤーによるゲーム内のキャラクターに扮したコスプレショーも開かれる中、国内トッププレーヤーによるトーナメント対戦が行われた。中でも海外チームvs国内チームによる対戦型のエキシビジョンマッチでは、若い世代の熱狂的なファンがプレーヤーの高い技に沸き、大きな盛り上がりを見せていた。
また、プロゲーマー・チョコブランカの私生活にも密着。ゲーム大会出場による賞金獲得のほか、普段どのように生計を立てているのかを調査する。さらに、チョコブランカがスタジオにも登場し、MCの有吉弘行とゲストの芸能人ゲーマーたちが彼女と対戦。長年人気の格闘ゲーム「ストリートファイター」(対戦ソフトは「ストリートファイターV アーケードエディション」)をスタジオ内に設置してのプロアマ対戦が実現した。
チョコブランカに挑んだのは、実はゲーム好きである有吉と、ゲームの世界大会に出場経験があるアルコ&ピースの酒井健太、そしてストリートファイターでは芸能界No.1との呼び声が高いゴールデンボンバーの歌広場淳。歌広場とチョコブランカ戦は一進一退の攻防を繰り広げる激戦となりスタジオが騒然。さらに奇跡の展開となり、普段冷静な有吉もたまらず輪に加わり狂喜乱舞した。
収録を終え、歌広場は「まさか『有吉ジャポン』さんで対戦ゲームをする日がくるとは思っておらず、ある意味で“ゴールデンボンバー”の活動より緊張しました(笑)」と告白。アルコ&ピースの平子祐希が「奇跡の瞬間、みんな立ち上がって抱き合って喜んだあの雰囲気がこのeスポーツの魅力で、これが海外になるとより顕著に。でもまだまだこのゲームに強い人が潜んでいて、さらに伸びてくると思いますので、本当にビジネスの匂いがします」と語ると、歌広場は「最後の一言が!(笑)」と突っ込んだ。
また、酒井が「あんなにうれしそうな有吉先輩を久しぶりに見ましたよ!」と言うと、歌広場も「僕もビックリするくらい有吉さんが笑顔だったので・・・(笑)」と驚いたそう。酒井と平子は「『やったー!』って言っていた」「両手上げることなかなかないよね(笑)」と振り返った。
さらに、歌広場は「小学生の頃からゲームセンターに通って、格闘ゲームでは地元で負けなしになり、それゆえに誰も対戦してくれなくなって。『あ、格闘ゲームって強いだけでは駄目なんだ!』『楽しませなければ駄目なん』という気持ちになりました。でも今日はスタジオの皆さんが『楽しかった』と言ってくれたのがすごくうれしかったです」と語り、「今後もプロを目指しながら、特に『ストリートファイター』の伝道師になれたらと。僕が指針になってゲームの門番になり認知されるようになったら“ゴールデンボンバー”がなくなっても平気かなと」と笑いを誘った。
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