久光製薬はこのほど、「平成31年2月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表した。
平成31年2月期第2四半期の連結業績(平成30年3月1日~平成30年8月31日)は、売上高693億8,400万円(前年同四半期より5.6%減)、営業利益は112億2,900万円(同11.1%減)だった。
同社は「国内市場において、医療用医薬品事業は今年4月の薬価改定に加え、後発品使用促進策による影響を引き続き受けたため、前年同四半期比11.5%の減収」になったと説明。一方で、一般用医薬品事業は、主力商品の「サロンパス」に加え、「フェイタス」シリーズや「アレグラFX」などの売り上げが「好調に推移」し、前年同四半期比5.2%の増収になったという。
海外市場においては、医療用医薬品事業は後発品や円高の影響を受け、前年同四半期に比べて10.9%の減収だったが、一般用医薬品事業は米国子会社を中心に売り上げを伸ばし、前年同四半期比5.6%の増収となっていた。
営業利益減の主な要因は「売り上げの減少によるもの」と同社は分析。なお、販売費および一般管理費は、320億2,400万円(前年同四半期比3.7%減)となっている。また、1株当たり四半期純利益は109円46銭で、前年同四半期と比較すると2円73銭減だった。