JR東海は訪日外国人の乗客と対話形式で案内が行えるように、東海道新幹線の全17駅に世界74言語に対応した携帯通訳機を導入すると発表した。
同社は訪日外国人の乗客に安全・安心・快適に東海道新幹線を利用してもらうため、ホームページやテロップなどを通じ、さまざまな案内を行っている。
今回導入する携帯通訳機は、駅の改札・きっぷうりば・ホームの係員が訪日外国人の乗客に対して対話形式で案内するために、世界74言語に対応した小型・軽量で携帯性に優れたソースネクスト製の双方向通訳機「POCKETALKR(ポケトーク) W」を採用。お互いの音声を自動的に翻訳し、音声出力することで対話が可能となっている。
携帯通訳機の導入は10月17日から順次開始しており、11月末までに約350個を導入する予定としている。