JR西日本は22日、網干総合車両所にて「安全で環境にやさしい鉄道」がテーマの一般公開「ふれあいフェア2018」を11月3日に開催すると発表した。今年も地元・兵庫県太子町の「太子あすかふるさとまつり」と同日開催とし、相互に催し物を出展する。
今年の一般公開では、車両のメンテナンス作業や車両洗浄の車内からの見学、大型天井クレーンによる車体の吊上げ実演見学、台車検査(車輪の削正、台車との綱引き、台車反転装置の実演)の見学、電車運転シミュレーション体験、プラレールの運転および鉄道模型(Nゲージ)の展示、「ミニSL」「ミニ新幹線」の乗車会、運転台体験・車掌体験、鉄道グッズなどの販売、地域自治会特産品の販売など、多彩な催しが実施される。
車両の外観展示では、昨年度から運行開始した「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」をはじめ、先代「トワイライトエクスプレス」の牽引機関車EF65形、旧「マリンライナー」車両の直流電車213系など、網干総合車両所においてメンテナンスを実施している車両を展示する。「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の紹介ブースも用意され、模型の展示や車内展示品の紹介、車内備品等の展示などが行われる。
開催日時は11月3日10~15時(入場は14時まで)。入場は無料だが、収容人数に限りがあるため、入場を制限する場合がある。なお、会場付近には駐車場が存在しないことから公共交通機関の利用を呼びかけており、JR網干駅北側臨時バスのりばから会場まで無料シャトルバスが運行される。