ソフトブレーン・フィールドは、「働く女性の学び直し・リカレント教育に関する意識調査」の結果を明らかにした。同調査は10月5日~11日、働く女性658名を対象にインターネットで実施したもの。

  • 学び直しをしたいと思いますか

    学び直しをしたいと思いますか

今の仕事や、今後就く仕事に関連するスキルや経験などを蓄積するために学び直しをしたいか尋ねたところ、合計で66.0%が「したいと思う」または「どちらかと言えばしたいと思う」と回答した。

仕事をしながら学び直しをした「経験がある」と回答した人に学び直しのきっかけや理由について聞くと、「業務上必要になったから/今の業務のキャリアアップ」(42.3%)が最も多かった。次いで「何歳になってもいろいろなことにチャレンジしたいから」(32.8%)、「今後の人生を豊かにするため」(32.1%)となっている。

学び直しをしたジャンルについて尋ねたところ、最多回答は「資格の取得」(58.9%)だった。2位は「語学力」(19.2%)、3位は「OAスキル」(15.1%)という結果になった。

  • 学びなおしをしたジャンルは?

    学び直しをしたジャンルは?

学び直しの勉強方法について尋ねると、「通信教育」(26.0%)が最も多く、以下、「図書などを購入し独学で学んだ」(24.9%)、「実践(仕事)で学んだ」(19.6%)と続いた。専門的な技術や知識を身に着けるために、一定の期間学校に通って学んだという声もあった。

学び直しで得たことで一番多かったことは「仕事上とても役に立った」(44.2%)だった。自由回答では、「給与で資格手当てがついた(50代)」、「専門的な話ができるようになった(50代)」など、自身の価値を高めることができたといった声が寄せられた。2位は「新たな世界が広がり、人生が豊かになった」(36.2%)となっている。

  • 学びなおしが与えた影響

    学び直しが与えた影響

学び直しをしてよかったか尋ねたところ、56.2%が「とてもよかった」、31.7%が「ややよかった」と答えた。学び直しやキャリアアップ・自己啓発のために会社の制度や支援は必要であると思うか聞くと、約8割が「とても思う」あるいは「やや思う」と答えている。

  • 学びなおしやキャリアアップ・自己啓発のために会社の制度や支援は必要だと思いますか

    学び直しやキャリアアップ・自己啓発のために会社の制度や支援は必要だと思いますか