オレンジページくらし予報は10月22日、40代以上を対象に行った「体重の変化」についての調査結果を発表した。調査対象はオレンジページメンバーズの国内在住の40代以上を対象にインターネットで行われた。調査期間は2018年8月23日~8月27日。有効回答は971人。
対象者のうち、「20代の頃と比べて3kg以上体重の増減があった」と回答したのは71.5%。さらに「体重は増えたのか、減ったのか」を聞いたところ、79.8%が「増えた(太った)」と回答した。その中で「10kg以上増えた人」という回答は28.0%に達した。
体重増加の原因トップ3は、「運動不足」(69.9%)、「代謝が下がった」(69.7%)、「加齢・更年期」(63.2%)。年齢とともに低下する運動習慣や、間食・飲酒などの食生活の変化が多くあがった。
また、体重増加にともない、「コレステロール値」「血圧」「血糖値」など生活習慣病につながる数値を心配する回答が多く寄せられ、糖尿病や心臓への負担を心配する傾向が強いことが分かった。
一方、体重が減った原因のトップ3は「食事量を見直した」(30.7%)、次いで「体調不良」(22.9%)、「規則正しい生活」(21.4%)と続き、年齢が上がるにつれて、食べる量を減らし、生活習慣を見直したことが要因になったようだ。
体重が減った人は、増えた人よりも「便秘」「不眠」「うつ・気分の落ち込み」「骨粗しょう症」などを心配する回答が多く、「食事の量が少なめなので、必要な栄養素が足りていないのではないかと思う」「ぐっすり眠ることができない」などの声があった。調査を経て同社は、「体重を適正にコントロールすることは、健康を保ち、病気への心配を減らすために、大切だと考えられます」と呼びかけている。