サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて、調査レポート『ハロウィンといえばかぼちゃ! 丸ごと食べて美肌や風邪予防に』を公開した。

  • ハロウィンのかぼちゃには美肌成分が!?

    ハロウィンのかぼちゃには美肌成分が!?

日本でも近年定着している「ハロウィン」は、ヨーロッパを起源とする民族行事で、カトリックの諸聖人の日「万聖節」(11月1日)の前晩である10月31日に行われる。かぼちゃがモチーフのジャックランタンなど、かぼちゃのイメージが強いが、ハロウィン発祥の地とも言われるアイルランドでは、かぶやじゃがいもが使われていたという。

夏に収穫されたかぼちゃは、1~2カ月貯蔵し、秋頃にでんぷん質が糖化され完熟状態になることでおいしくなるとのこと。日本で多く流通している「西洋かぼちゃ」は、100gあたり91kcal(キロカロリー)とカロリーがやや高めであるため、ダイエット中にたくさん食べるのは避けたほうがいいという。

しかし、ダイエット中になりがちな肌荒れを防止する栄養素のビタミンA・C・Eが豊富に含まれているので、カロリーに注意しつつ、摂取した方がよいとのこと。ビタミンA・C・Eは、のどなどの粘膜を整える効果があるので、風邪予防にも効果的だという。

  • ビタミンA・C・Eで肌荒れ防止

    ビタミンA・C・Eで肌荒れ防止

中でもかぼちゃに含まれるビタミンCは熱に強く、他の野菜と比較しても加熱による損失が少ないとされている。βカロチン(ビタミンA)の吸収率は、油と一緒に摂取することで上がるため、炒める、揚げるなど油を使った調理法をすすめている。

また、身体を温める効果もあるため、冷え性の人にも適しているという。食物繊維も、100gあたり3.5gと豊富に含まれているので、腸内環境を整える作用や便秘対策にもおすすめとのこと。

かぼちゃは果肉だけでなく、種とわたにも栄養がたっぷり含まれている。種には抗酸化作用のある不飽和脂肪酸のオレイン酸、ビタミンE、ポリフェノールの一種で女性ホルモンに似た働きをするリグナンなどが含まれているとのこと。

わたは実の部分よりも甘みが強いと言われており。β―カロテンも果肉の数倍含まれているため、わたを取らずに調理するとよいという。包丁で細かく刻んでみそ汁やスープ、カレーなどに入れると、自然な甘みが出てコクもアップするとのこと。

詳しい説明はmicrodiet.netの最新の記事『ハロウィンといえばかぼちゃ! 丸ごと食べて美肌や風邪予防に』で解説している。