テレビ東京系新金曜8時のドラマ『駐在刑事』(毎週金曜20:00〜)の初回2時間SPが19日に放送され、番組平均視聴率が10.1%(ビデオリサーチ調べ・関東地区、以下同)を記録した。
同作は笹本稜平『駐在刑事』(講談社文庫)シリーズを2014年より実写化。元警視庁捜査一課の敏腕刑事だが、ある事件をきっかけに奥多摩・水根に左遷された“駐在さん”こと江波敦史(寺島進)が活躍する人気シリーズでこれまでに『水曜ミステリー9』4本、2017年10月にスペシャルドラマが放送された。
同シリーズはこれまでに単発で5本放送されたが、2014年4月2日の初回放送で記録した10.2%に次ぐ結果に。さらに同枠の初回としては、2015年10月23日放送の『釣りバカ日誌 新入社員 浜崎伝助』で記録した10.8%以来の2ケタとなり、これまでの21作品中4番目に高い結果となった。同局宣伝部も「テレ東的には大快挙」と語る。
第1話は2時間SPで、瀧本美織、松田悟志らをゲストに迎え、山中での殺人事件を捜査した。さらに奥多摩署の新署長に、警視庁捜査二課から綾乃(黒木瞳)が着任。綾乃は、江波の取り調べ中に自殺した女性の姉で、「あなたを潰すために来た」と江波に微笑む。26日放送の第2話からは、レギュラーの1時間放送となる。