コクヨは10月19日、「オフィスチェアーに関する調査」の結果を発表した。調査は3月28日~29日、20代~60代の有識男女1,200名(会社員800名、経営者・役員400名)を対象に、インターネットで行われた。

  • 上司が座っているイスについて

    上司が座っているイスについて

調査ではまず、管理職や一般社員の会社員800名に対し、「あなたの上司は、あなたのイスよりも良いイスに座っていると思いますか?」と尋ねたところ、53%が「そう思う」と回答。そのうち約4割(39%)の会社員が、そのことを「不満に思っている」ことがわかった。

  • 就業中の着席時間

    就業中の着席時間

続いて、「あなたの上司(経営者・役員)は、あなたに比べて、自席のイスに座っている時間が短いと思うか」と質問したところ、会社員の53%が「短いと思う」と回答した。

また、会社員と経営層の「就業中の着席時間」について調べたところ、1年間(年間245日として)で、経営層は平均1,081時間53分、会社員は1,165時間34分という結果に。経営層のほうが、会社員よりも83時間41分短いことがわかった。

  • イスは自分の働き方に合っていると思うか

    イスは自分の働き方に合っていると思うか

最後に、「就業中に座っているイスは、自分の働き方に合っていると思いますか?」と尋ねた結果、経営層の2/3以上が「合っている」と回答したのに対し、会社員の場合では、半数近くが「合っていない」と感じていることがわかった。