Apple Watchで誰もが使う機能「アクティビティ」。毎日の運動量を全く意識させることなく、自然な形で計測してくれる機能です。歩数も測ってくれるから、健康管理を意識している人には最適です。今回は基本の設定と計測結果の見方をご紹介します。
基本:アクティビティとは?
アクティビティは、利用者の毎日の活動量を常に計測するApple Watchの機能です。3種類の計測を行い、3色リングで表示されます。
<赤のリング>その日の消費カロリーを示す「ムーブ」
赤のリングは、家事や階段の上り下りなどの日常生活で体を動かすことによって消費したカロリーを表示する「ムーブ」です。基本的な生命維持のために使われる安静時消費エネルギーは含まれません。単位はkcal(キロカロリー)です。
<緑のリング>運動をした時間を示す「エクササイズ」
緑のリングは、早歩き以上の運動を行った時間を表示する「エクササイズ」です。運動は「ワークアウト」というアプリで細かく計測することができますが、それを含めてある程度の負荷で体を動かした時間を計測しています。単位は分です。
<青のリング>立った回数を示す「スタンド」
青のリングは、1時間に1回・1分以上立ったり歩いたりした回数を示す「スタンド」です。近年、座りっぱなしでいることが死亡リスクを上げるという研究から、健康のための取り組みを行う企業が増えています。毎時00分から50分まで立ち上がったことが計測されないと、立ち上がるように勧める通知が届きます。1時間あたり1分以上立つと1回と計測され、1日12回が目標になっています。
(1)アクティビティの状況を確認する方法
アクティビティがどれくらい進んでいるのかは、Apple Watchでいつでも確認できます。気になる方は文字盤のコンプリケーションにアクティビティを設置しましょう。コンプリケーションの変更方法はこちらの記事でご確認ください。
(2)アクティビティの量を変更する方法
ムーブの適切な目標値は個人の体格や生活スタイルによって異なります。毎日簡単に達成できてしまう場合、逆にどう頑張っても達成できない場合などは、目標値を自分に合わせて変更してみましょう。無理のない範囲で、モチベーションを維持しながら続けられる値がベストです。
(3)過去の記録を見る方法
アクティビティの過去の記録は、iPhoneの「アクティビティ」アプリに保存されています。カレンダー形式で、過去の記録を一覧表示できます。