ビクトリノックス「I.N.O.X.コレクション」、初の機械式時計

ビクトリノックスのフラッグシップウオッチ「I.N.O.X.コレクション」から、初めての機械式時計「I.N.O.X. メカニカル」が登場する。文字板の色違いで2モデルをラインナップし、税別価格は両者とも105,000円。11月1日から発売となる。

ユニークなのは、ストラップに天然木を採用したこと。革ベルトにリンデン材を圧着し、繊細な加工を施した。温かみあるウッドストラップと強靭なケースの融合が、独創的な存在感をもたらすとしている。ビクトリノックスといえばナイフが有名だが、伝統的なナイフの鍛造技術を用いたケースも見どころだ。

文字板には、規則正しい凹凸を刻んだ彫金装飾「ギョーシェ（Guilloche）」のデザイン。光の反射をおさえて、視認性を高める効果もある。裏ぶたはシースルーバックで、メカニカルムーブメントの動きや、ビクトリノックスのロゴ（クロスアンドシールド）が透けて見える。

ケース素材は強化ステンレススチール、ケースサイズは直径43mm、風防はサファイアクリスタル（無反射トリプルコーティング）。スクリューケースバックとねじ込み式りゅうずを持ち、防水性能は20気圧だ。ムーブメントは「ETA 2824-2」。

なお、ステンレススチールブレスレットのモデルも用意しており、税別価格は111,000円。ケースと文字板は、ウッドストラップモデルと同じネイビーとブラックだ。