俳優・鈴木亮平が主演するNHK大河ドラマ『西郷どん』(毎週日曜 NHK総合20:00~20:45 BSプレミアム18:00~18:45/再放送 土曜13:05~)の第39話「父、西郷隆盛」が21日に放送される。
明治2年、隠居し薩摩で穏やかな日々を過ごしていた西郷隆盛(鈴木亮平)。奄美大島から9歳になる息子・菊次郎(城桧吏)を薩摩に引き取るが、菊次郎は継母となった糸(黒木華)とその息子・寅太郎に遠慮し、心を閉ざしたまま。一方、明治新政府は版籍奉還など急激な改革を進め、不平士族や農民たちの反乱が各地で起こっていた。そんな時、大久保利通(瑛太)は従道(錦戸亮)に、隆盛を上京させるよう説得させる。
この39話について、鈴木は公式サイトを通じて「吉二郎だけじゃなく、敵も、味方も、すべての死者の魂を背負いながら『あれだけの犠牲をはらって国を変えたことは正しかったのか?』と自問自答する隆盛がいます」と説明。「時代を変えて終わりではなく、そこから作りあげることの苦しさや覚悟を、西郷さんも大久保さんもみんな背負っていたんだろうと気づかされます。そこにあるドラマをぜひ味わっていただきたいです」と呼びかける。
また、映画『万引き家族』やフジテレビ系『グッド・ドクター』の出演で注目を集める城桧吏が菊次郎役で初登場。大河ドラマ初出演となり、「いつか時代劇に出演したいと思っていたので、今回出演が決まってとても嬉しかったです。初めての時代劇と、薩摩言葉と奄美言葉(2か所の言葉)を話す役なので難しいことが沢山ありましたが、皆さんが優しく接して下さるのでリラックスして撮影に参加しています。明治時代を生きた西郷菊次郎さんになりきって頑張りますので、是非皆さんに観て頂きたいです!」と意気込んでいる。